生後一ヶ月程という赤ちゃんうさぎさんのようですので、十分に体調の変化を観察していただくことが必要だと思います。環境の変化によって、体調を崩してしまう可能性もありますので、ちょっとの変化も見逃さないということが大事になってきます。順調に体重が増えるように、しっかり食べることができる環境を与えてあげましょう。まず、姫マツタケのサプリメントですが、お求めいただいたものに年齢制限などが記載されていなければ、赤ちゃんうさぎへ与えていただいても問題はないはずです。ただし、与える容量をしっかり守り、様子を見ながらということは必要でしょう。赤ちゃんうさぎは大人うさぎよりもより簡単に、お腹の調子が崩れてしまうこともあります。新しい食べ物を与える時には、お腹の調子に変化がないかということをよく観察していただくことが大事なのです。環境の変化を経験している最中でもありますので、ひとつのことが原因ではなく、こういった複数の変化により、お腹の消化システムが狂うことも考えられるのです。ですから、ペレットに関しても、変えたいという気持ちがあっても、注意深く判断していただくことが重要なのだと思います。今与えているペレットがどういったものなのか、赤ちゃんうさぎに適していないのかということを見直していただくことは大切なことではあります。ただ、ダメだといって急激に変えてしまうことで、これまでと違う内容を取り込むことにもなりますから、消化システムが違ってしまい、お腹を壊してしまう場合もあるのです。よりよいものとのお考えがあるのだと思いますが、その場合でも、ゆっくり時間をかけながら新しいペレットを取り入れていただくことになると思います。少しずつ新しいペレットを混ぜながら、徐々にその割合を増やして、最終的に切り替わるようにしていくとよいのです。この場合にも、お腹を壊したりしないかということを観察していただくことは必要なのです。そして、しっかりと体を作る大事な時期ですので、十分な栄養を取ることができるように、ペレットは食べ放題の環境にしていただいてよいのです。ただし、朝夕と与える際に、餌入れにペレットが残っていない、食べ切れている量が、その子の適量となります。その量を見極めて与えていただくことになります。また、牧草はチモシー牧草もよいですが、より栄養価が高いアルファルファ牧草も赤ちゃんうさぎには適しています。牧草に限っては、朝夕ひと掴み程度の量が適しています。制限なく牧草を与えることで、より多くの繊維質を取り込むことになってしまいます。繊維質は排泄を促してくれる働きもありますので、そうなると、取り込むべき栄養素までも排泄してしまうことに繋がり、成長不良を起こしてしまう子もいるようなのです。まずはしっかりした体が作られるように、十分な栄養を取り込むことができる環境に整えていただきたいと思います。そして、体重管理も行っていただくことで、順調に成長しているかどうかが目に見えてくると思います。また、当店でお勧めのものとしては、ドックス・ラビット・エンハンサー（商品番号822）や、ふりかけシリーズの穀物などがあげられます。また、お腹の調子を整えるものとして、乳酸菌は是非与えていただきたいと思います。そして、その効果もより上げてくれることに繋がる、うさぎの納豆菌もお勧めです。また、コミュニケーションも取ることができるおやつとしては、天然パパイヤも大人気商品です。うさぎさんにも好みがあります。これと思って与えてみても、興味を示してくれないこともあるかもしれません。ですが、与え方を工夫したり、諦めないで与え続けること、また成長していくことで好みにも変化が見られたりしますので、試行錯誤することにはなると思いますが、そのことも楽しみとして対応していただくとよいのかもしれませんね。まだまだ赤ちゃんうさぎさんです。あれもこれもではうさぎさんにとってもいっぱいいっぱいになってしまうかもしれませんので、あくまでも様子を見ながら、少しずつ新しい環境を与えていただくとことが、大切なことなのだと思います。