ケージの床材について
ネザーランド・ドワーフ、1歳9ヶ月、女の子を飼っています。
1歳半からうちの子になったのでまだ3ヶ月ですが、スノコが好きじゃありません。前にお店に相談したら、プロケージならスノコがなくても大丈夫のことでしたので、しばらくスノコ無しでケージで飼っていましたが、やはり万が一将来ソアホックなどになると可哀相なので、木製のエンボスすのこ、プラすのこいろいろ試しましたがだめです。スノコのない金網の部分に窮屈そうにちょこんと座っていてストレス感じていそうです。同居の親から「いじめてるみたいでかわいそう」と言われてしまいました。落ち込みます。うさぎがイヤイヤするから止めるのも甘やかすから良くないかなと思いましたが、反対にストレスになるかと思いスノコを除けると、体を思い切り延ばしてゴロンしてリラックスしています。しかし、うさぎの本も十数冊読みましたが、どれもスノコを敷くように書いてあるので、このままスノコを敷かなくていいのだろうかと悩んでしまいます。でも、スノコが無い方がうちの子はリラックスして幸せそうです。飼い主として振り回されすぎて信念がなさ過ぎでしょうか。あと毎日サークルに2時間位出しているのですが、この前暑かった日に「ひえひえすのこ」を敷いてあげたら、乗っかっていました。金属の質感が好きで、プラスティックや木材の質感がきらいなのでしょうか?サークルの床には「クイックサークルマット」を敷いています。これは嫌がりませんピョンピョン飛んでいます。ご意見お願いします?
ケージの床材については、金属製の下網に加えて、木製のすのこ、プラスチック製のすのこなど、排泄物が足裏やお尻が直接つかない環境が適しているといえます。足裏によいとされる環境としては、プロケージなどの金属製の下網に、部分的にすのこなどを敷いていただいて、うさぎさんが好きな時好きな場所で過ごせるような環境を与えていただくことがよいといえると思います。そうすることで、様々な材質の面に足が触れますので、ソアホックの原因のひとつとなる、同じ箇所ばかりが足裏と接することがなくなるとも考えられています。今回の場合には、すのこが苦手で、その場所を避けて過ごすということを見せていますので、こららのすのこを与えた環境では、狭く窮屈な生活を送っているとも捉えられそうです。飼育書などには、すのこの上で過ごすことがよいとされている場合もありますが、すのこで過ごさせることでソアホックにならないということではありませんので、この点は気をつけていただくことが必要です。木製のすのこで過ごしているうさぎさんでも、ソアホックの症状が見られることもあります。ですので、床材だけにこだわらず、どう予防することができるのかということを考えていただくことが大切です。ソアホックの原因としては、次のことが考えられると思います。狭いケージであまり動くことがなくいつも同じ姿勢でいたりしていませんか?また、床が平らで移動するときに足底の同じ場所がいつもあたっていたりしていませんでしょうか。爪が伸びていることでも足底の同じ場所があたっている状態にもなりますので、爪のチェックも忘れてはいけません。また、おしっこで床が湿っているなどで不衛生な状態ではないかということも確認していただきたいと思います。また、肥満の為に足の裏への負担がかかることや、スタンピング行為を多く行う、生まれつき足底の毛が薄いなどの問題が考えられる場合もあります。これらが当てはまらないような環境を考えていただいて、足裏のチェックも定期的に行い、早期発見につとめるということも大事なことなのです。発見がはやければ対処もできますし、そうすることで回復へも近道になることではないでしょうか。うさぎさんの好みは、食事だけではなく飼育環境でも見られることなのだと思います。ストレスのない好みの環境を与えることができるなら、そしてそのことが健康に過ごしてくれることへのプラスになることならば、是非好みの環境を与えていただきながら観察してあげることと、健康チェックも忘れずに行っていただくことでよいのだと思います。
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