極端に抱っこを嫌がるようになった
生後5ヶ月のロップイヤーの子についてご相談があります。抱っこを嫌がる子を人の手でケージから出すにはどうしたらいいか、アドバイスをお願いします。前々から抱っこが苦手でしたが、それでもしつけだと思い逃げても無理やり捕まえてサークルで遊ばせていました。抱っこで出すようにしていましたが、途中自分で出た方がいいのかと考えスロープをつけたこともあります。ですが、短期間です。サークルは狭いんじゃないかと思い、へやんぽをさせたこともありますが、それも短期間です。そうやって環境をいろいろ変えてしまったからか、逃げ方が前よりひどくなりました。抱っこしてサークルに移動したあとにはご褒美を与えています。私ががっしり抑えても諦めることなく、ときには苦しい思いをしてでも逃げようとするので、余計に怖くなったのかもしれません。あまりに嫌がるので、ストレスを与えてしまうのではよくないと思い、嫌なら出さないで待ってみようと思ったのですが・・・・本当にずっと嫌がったらやっぱり無理やり出すしかなくなってしまいます。扉を開ければすき間から外を覗くし、開けっ放しにしたら出てくると思うので、本当は出たいんだとは思いますが・・・。でもケージを噛むことはしません。最近では、ケージの前に私がいるだけで「ブーブー」言って興奮したりします(ケージの前にサークルがあり、そこに私が座っています)。足ダンをする回数も増えましたが、今までそれで甘やかしたつもりはありません。もう1匹うさぎを飼っているのですが、ロップイヤーの子を優先して世話をしています。もう1匹が遊んでいるときは近づけさせないようにして、目隠しをしています。音は聞こえてしまいますが・・・。もう1匹がいることで縄張り意識を増長させてしまったのでしょうか?なら離してあげたいところなのですが、スペースがない為できません。せめてそれぞれの臭いが残らないようにと、遊び場には消臭スプレーをかけ、それぞれ別のマットを敷いています。抱っこの仕方が悪いのか考えましたが、もう1匹は素直に抱っこさせてくれます。私なりにいろいろ調べてできる限りのことをしようとしているのですが、途方に暮れてしまいました。このままではストレスを溜めて辛い思いをさせている気がして、私にとって大事な子なのでどうにかしてあげたいです。何かアドバイスをいただければ本当に助かります。よろしくお願いします。
まず基本的に、うさぎは抱っこされることが苦手な生き物だということを受け入れていただくことも大事なことなのだと思います。嫌がるのは本能から見せている行動でもあります。この苦手な抱っこに、うさぎさんがつき合ってくれているという気持ちを忘れずに対応していただくことが大事でもあると思います。うさぎさんからしてみれば嫌なことでもありますから、どうやってそれから逃れられるかということを考えつつ、逃げる!という気持ち、行動を見せることは予測できることでもあります。それでも、ケージの外へ移動させる時やグルーミングには、この抱っこすることが必要です。必要性があることだということは理解してもらわなければいけません。それには、タイミングを逃さないことと、ここと思った時の飼い主さんの心構えも重要です。ケージの外に出すということであれば、抱っこしている時間はほんの一瞬でもあります。また、苦手な抱っこであっても、そのあとは遊ぶことができる楽しい時間があります。そのことをうさぎさんが理解してくれることで、苦手なことでもストレスが少なくなることではあるのだと思います。ケージの前に飼い主さんが陣取ることで、興奮してしまうという様子も見られていますので、何をされるのかということも察知しているのでしょう。興奮状態であることで、さらにその行動がエスカレートしてくることでもあります。ケージの前に飼い主さんが座ると同時に抱っこということではなく、時間をかけながら対応してみてはいかがでしょうか。まずはうさぎさんの興奮を抑えてあげてから、抱っこへと繋がる行動を起こしてみることでも、反応が違ってくる可能性もあるのかもしれません。また、遊ばせるという行為が後にあることではありますが、抱っこという苦手な行為が付いて回りますので、この遊ばせる順番を変えてみるということでも、反応が変わってくるかもしれません。いつもは自分が遊べるけど、なんで今日は後なの?と感じていれば、出されることを待つという意識が生まれてくるかもしれませんよ。ほかにもうさぎさんがいることですので、うさぎさんが見せる行動の意味を単純に決められないこともあると思います。それでも、うさぎさんと暮らすということに、抱っこする、抱き上げるということは必要不可欠なことですので、それをうさぎさんと飼い主さんお互いが理解することが大切なのだと思います。5ヶ月という年齢はとてもやんちゃ盛りでもありますので、今はこうやって抵抗する動作が大きいですが、その行動も時間が経つことで変化してくることも十分に考えられます。順調に成長してきて、自分の思い(自我)を表現できているうさぎさんだと捉えていただきながら、これもひとつの個性だと受け入れていただくことも大事なことです。これ以上ストレスをかけたくないというならば、抱き上げずにサークルに出してあげる環境を与えていただくことでもよいのだと思います。それぞれのご家庭ごとでの対応の仕方があってよいのですからね。それでも、グルーミングを行ったり、健康診断のためのお出かけや実際の診察などに、抱っこは欠かせません。この時を上手に対応できるならば問題ないですが、うさぎさんに抱っこされる機会がないことで、よりストレスを感じてしまう環境にもなりかねないということを理解していただくことが重要ではあると思います。ただ、このことにも個体差があるのかもしれませんので言い切れることではありませんが、一般的には慣れていないことに対して、ストレスを感じる生き物でもあるということを認識していただくことは大切なことだと思います。
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