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しつけ

餌入れの器に手をのばしたら噛まれた

ホーランドロップの男の子を飼っています。生後7か月から飼い始め、今は生後10か月になります。今のうさぎで、我が家も3代目のうさぎだったので、いろいろな失敗も踏まえて初めのうちは上手くいっているように見えたのですが・・・。ある日のことです。ケージにいるうさぎに挨拶をしながら撫で撫でし、次にえさをやろうと器に手をのばしたら、いきなりガブッと噛まれました。たまたまだろう・・・と思いつつ、でも痛かったので「駄目よ!」と床を叩きながら怒りました。しかし、この日だけではありませんでした。同じ状況でその後も2回噛まれ、そのうち1回は血が出るほど強く噛まれました。そして噛むのは私だけでなく、主人や子供もケージに手を入れている時に噛むことが起きるようになりました。何度、床を叩きながら怒ってもなおらなかったため、我慢していたのがキレてしまい、1度だけ頭を手でバシッと叩いてしまいました。それから、あまり懐かなくなったように感じます。それまでは、座っている私の周りをブーブーいいながら楽しそうに走りまわって、ぴょんと膝に乗ってきたり、足の間に顔を突っ込んだり、鼻でつんつんとつついてきたりしていたのですが、そういう姿が見られなくなりました。(正確に言うと、ブーブーいいながらクルクル回りを走り、最後は私のひざ、もしくは服を噛むという行為です。噛み癖があるのでしょうか?)信頼を回復しようと撫で撫でしたり、話かけたりしますが、ケージの扉を開けて近づくと隅っこに行って縮こまっています。それでも、抱きかかえて撫でてあげようとすると、おとなしく撫でさせてくれるのですが、そうした後は毛嫌いされているかのように、体をブルブル振っています。叩いたのがストレスだったのか毛が抜けてしまい、それに伴い胃に毛が溜まり食欲も元気もなくなったので、病院にもかかりました。薬を飲ませるのに注射器を使い、野菜ジュースに混ぜて口の横から飲ませました。それは、すぐに慣れてくれておいしそうに飲んでくれました。ある時はその注射器をくわえて、よく隠れるベットの下にもっていくというしぐさも見せました。いろいろな姿を見せるので、今、私とうさぎの間の信頼関係がどうなっているのか、ぶち壊れてしまっているのか、回復しかけているのか、なぜ撫でた後に餌をやろうとしたら噛まれるのか、今のうさぎの気持ちが全く読めません。これから、どうしたらいいのか、また仲の良い関係を築けるのかどうか教えてください。

うさぎさんが噛むという行動を見せる時、うさぎさん側からしてみれば、何らかの理由があるといえるのだと思います。今回の場合には、飼い主さんがケージの中にいるうさぎさんを撫でていたこと、その行動を止めてうさぎさんの目の前に手を出したことということが一連の流れでもあるようです。このことから、撫でてもらうことを止めてほしくなかったということや、急に目の前に表れた手に対して、持っていた縄張り意識が行動として出てしまったなどが考えられるのではないでしょうか。もちろん、これまでも同様に接していたわけでしょうから、なぜ急に違う変化が起きたのかということなのだと思います。年齢的なことであったり、うさぎさんを取り巻く環境に何らかの変化などがあったりすれば、見せていた行動にも違いが見られてくることになるのではないでしょうか。見せた行動には、先ほどの一連の流れ(同じ状況)が関係しているともいえるのだと思います。こうすると噛んでくる可能性があるということですから、そうせずに済む方法を考えていただくことがよいのだと思います。撫でた後に餌を与えるという行動も、一旦うさぎさんをケージの外やキャリーに避難させてあげることがよいと思います。目の前の縄張りを荒らされるという意識が芽生えないように、こちら側の対応で様子を見ていただくこともできることと思います。もっと撫でてもらいたいようならば、飼い主さんの時間が許すならば、撫でてあげて様子を見ていただけることと思います。叱るということはしつけを行うことです。叩いてしまってはうさぎさんにもショックを与えますし、嫌な記憶が根深く残ってしまう場合もあるのです。そうなると、うさぎさんは飼い主さんに対して怖いという印象を持ってしまいますので、信頼関係がなくなってしまう場合もあるのかもしれません。今回の場合は、この一件がまだ強く印象としてあるのだと感じられます。それでも、抱っこすることができたり、撫でてあげることもできるようですので、これまでの関係が全くなくなったということではないと思います。飼い主さんの周りを走り回るというような行動には、思春期の行動とも捉えられるようです。もしかしたら、そのまま行動が続いていると、問題行動にも発展する可能性もあったのかもしれません。今はその行動が抑えられているということ逆に良しと捉えていただいて、撫でてあげることや投薬などのコミュニケーションで、信頼回復を続けていただくことでよいのだと思います。また、抱きかかえての抱っこの後の行動については、今回のうさぎさんだけでなく見られる動作でもあります。特にきれい好きな子などであったりすると、毛並みを自分で整えることが好きなのか、飼い主さんに撫でられた後を、セルフグルーミングで元に戻す子などもいたりするのです。ですから、毛嫌いしているという表現は適切ではないのではないでしょうか。撫でられる場所も、本当は違う場所が好きだということであったり、長い時間抱っこして撫でたということなら、元々抱っこが苦手なうさぎですから、それにつき合ってくれた結果の「もう終わった?!体をやっと伸ばせる!」などという、解放されたという解釈もできるのではないでしょうか。解釈の仕方で、うさぎさんが見せる行動の意味合いが違ってくることではありますが、うさぎさんの行動のその場面だけではなく、その前後の動作まで観察していただいて、何を考えているのかということを探っていただきたいと思います。そして問題行動については、予測ができる場合には、そうせずにすむ環境を考えて対応するということで回避できることなのです。見せたから叱るというだけではなく、見せずにすむ環境を考えてあげることが実は大事なのだと思います。

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