交尾が確実であったならば、妊娠期間に突入するということでもありますので、うさぎさんを取り巻く環境は、しっかり整えてあげることが重要でしょう。落ち着いて子育てできる環境であるという認識を持ってもらえるよう、ゆったりと過ごすことができる環境を与えていただきたいと思います。食事に関しては、妊娠中も通常と同じように考えていただいてよいと思います。人間と同じように食べ過ぎてしまってもよい結果を生みません。ただし、体の中で赤ちゃんが育っていきますので、十分な栄養素も必要になってきます。普段通りの食事を目安にしていただきながら、栄養補助としての食事を取り入れていただくこともよいのだと思います。ドックス・ラビット・エンハンサー（商品番号822）は出産前後のうさぎさんにも適した栄養補助食品ですのでお勧め致します。適量を与えていただくことで、与え過ぎの食事内容とはなりませんので、取り入れていただくこともよいと思います。そして牧草はチモシー牧草が中心となりますが、うさぎさんの食欲や体の状態によっては、栄養価の高いアルファルファ牧草を取り入れていただいてもよいと思います。これは出産後にも適した牧草ですので、準備しておいていただくこともよいのだと思います。獣医師のもとで、妊娠の有無を確認していただくことでもありますので、この時にもどういった準備や対応がよいのか、アドバイスいただけるとよいのだと思います。そして、巣箱に関してですが、ごろ寝ソファーワイドも巣箱としてもご使用いただけます。うさぎさんがお気に入りのアイテムということですので、ネストボックスにチェンジするとなると、これを取り除くということになりますから、環境が変わることにも繋がります。それが出産前というデリケートな時期でもありますので、どういった行動が見られるのかが予測できないことではあるでしょう。うさぎさんが安心して出産、子育てを送ることができるように見守っていただくことが必要ですから、このままの環境で様子を見ていただくこともひとつの判断なのだと思います。ただ、普段使っているものはそのままうさぎさんの休息場所やお気に入りの場所のままと捉え、巣箱として使ってくれるのかということも考えられるのだと思います。判断が難しいことではありますが、このうさぎさんにとってよい環境となるように考えて、対応していただくことでよいのだと思います。準備万端な環境を与えても、巣箱を使わずに出産してしまう子も中にはいますので、どれが正解かということは一概にはいえないことでもあったりするのです。初めての経験となることですので、飼い主さんもドキドキされていらっしゃると思います。特別なことではなく、普段通りの穏やかな環境を与えてあげるということ、そして温かく見守っていただくことが大切なのだと思いますので、気負わずに対応していただきたいと思います。そして、かかりつけの獣医師とも緊急事態の場合の連絡方法など、準備を万全にしていただくことも、できることのひとつといえると思います。