やんちゃ盛りの年齢でもありますから、元気いっぱいな様子のようですね。子うさぎさんならではの元気っぷりが目に見えてくるようです。お迎えされた環境にも臆することなく、どちらかというと自己主張を見せてくるうさぎさんといえるでしょうから、複数飼いの最後にお迎えされたということではあっても、接し方を今一度考えてみることもよいのかもしれませんね。ご主人がおっしゃるように、餌が早く欲しい、お腹が空いているということからでも、待ちきれずにうさぎさんがその気持ちを主張しているという見解もできると思います。餌を与えた途端にガツガツ食べるような素振りがあるならば、なおさらその意味合いが強いのではないでしょうか。ただ、掃除の際にも同様の行動が見られているようですので、縄張りの中に侵入してきたという縄張り意識からくる行動ということも考えられると思います。先住うさぎさんがいる環境ですから、自分の縄張りに対して強い意識をすでに持っているということも考えられるでしょう。対応としては、食事の順番を先に、掃除は最後にしてみるということなどや、飼育環境を他のうさぎとは違う場所に移す（別室）などで、観察していただけることだとは思います。もちろん、先住うさぎの反応も見ながらということにはなるでしょう。噛むという行動でも、うさぎさんからみればそれなりの理由があるといえることなのです。どんな気持ちを表現しているのかということを、うさぎさんを取り巻く環境全体から考えていただくことで、解決のヒントが見えてくるのだと思います。まだお迎えしてひと月ということですから、うさぎさんの行動にも変化が見られてくることだと思います。どうしてもアクションを起こす時に飼い主さんにむかってくるということならば、噛むということが癖にならないうちに、キャリーに一旦避難させてから餌を補充したり、掃除をしたりという状況を作っていただいてもよいのかもしれません。ただそうする為にはうさぎさんを抱き上げることが必要ですので、これに抵抗する行動を見せるのではないかとは推測できてしまうようですが、試す価値はあるのかもしれませんね。