子うさぎさんにとって寒さは大敵です。寒さから体調を崩してしまう場合もあるほどですので、充分に気をつけていただくことが必要です。飼い主さんがお仕事などで留守にする場合、その帰宅時間によっては気温（室温）が下がってしまうことも多々あることだと思います。うさぎさんが寒いと思った時に、暖かい場所を選んで過ごすことができるよう、ペットヒーターをケージの中に取り入れていただくことはとてもよいことです。また、その上にかまくらハウスを乗せているということですので、ヒーターに直接乗ることがあまり得意ではない子などには、より快適な環境になっているようですね。ケージの中に、このかまくらハウスの中以外で過ごすことが出来る場所があるならば、ヒーターはつけたままでよいと思います。うさぎさんが寒いもしくは、今度は暖まったから涼しいところへと、好きな時に好きな場所で過ごすことができるような環境にしてあげることが必要なのです。また、お住まいの地域などによっては、朝晩と日中の気温差が生まれてしまう場合もあると思います。室内でもそれは同様ですので、夕方から夜に掛けて室温が急変するということであれば、エアコンなど危険のない暖房器具をタイマーで利用することも良案だと思います。ただこの場合には、ケージの中にも暖をとることができる環境に加えて、お部屋全体も暖まるということですから、温度設定が高すぎないことはポイントでしょう。温度湿度が最適であるように気をつけながら、管理していただくことが大事なのです。在宅時のお部屋の中で、うさぎさんがどう過ごしているのか、この時もペットヒーターをどう使っているかなどをよく観察していただくことで、どういった環境がこのうさぎさんにとってベストとなるのかを探るヒントともなると思います。