お迎えして１週間ということですので、このことから推測すると、新しい環境にも慣れてきて、周りを探っている、ケージの外の環境や飼い主さんに興味があるというような行動として捉えられるような印象です。些細な物音などにも反応していたりして、自分がいるケージの中以外で何が起きているのだろうなどと感じているのかもしれません。においを感じようとしていたり、自分をアピールするかのように立ちあがったりしているように感じられる行動です。ストレスということよりも、外の世界に好奇心を見せていると捉えられるようではないでしょうか。一週間という時間を過ごしていますので、様子を見ながらケージの外の世界も体験させてあげることもできる時期ではあります。危険がないようにあらかじめうさぎさん専用の縄張りを作った中に放してあげることが望ましいと思います。好奇心旺盛な子の場合には、その欲求がどんどんエスカレートしてしまうケースもありますので、縄張り行動が助長されないような環境を提供してあげることが飼い主さんの役目にもなりますからね。そして、ペットシーツを引っ掻く素振りの延長に、齧ってしまっている様子が見られているようです。齧るという行為には、そのあと食べてしまう行動に発展しますので、危険な状況でもあるのではないでしょうか。直接ペットシーツに触れないでも済む様な環境を、考えていただくことも重要なようですよ。まだ小さなうさぎさんでしょうから、足なども小さいことなのだと思います。木製や金網タイプのすのこでは足が下に抜けてしまうということならば、プラスチック製のマットなども合わせて使用していただくことで、小さな足にも優しい環境を作ってあげられることと思います。誤飲などにならぬように、充分に気をつけた環境を与えていただきたいと思います。