トイレを齧ってしまう
ミニウサギ1才の男の子(去勢済み)を飼っています。何でも齧ってしまうので、噛むと危ないものは噛めないような素材のものに変えたり、またストレスが溜まらないようにかじり木などもゲージに設置しているのですが、数ヶ月前からトイレを齧るようになり困っています。現在は、三晃のフィットパンを使用しているのですが、アーチ部分は原型をとどめない程です。ReBornの陶器のトイレにも変えてみましたが、トイレは噛めないものの尿が跳ねることと、金網に足がはまってしまうので使用できない状況です。何かアドバイスを頂ければありがたいです。よろしくお願いします。
うさぎさんが物を噛む、齧るということは、伸び続ける歯を減らすためという本能から見せている行為ともいえることです。ですから、齧ることを止めさせるということは難しく、今回の飼い主さんのように、齧られても困らない環境にしてあげるということが必要になってくるのです。このようにトイレを齧ってしまうという子も、やはり少なくないようです。プラスチック製のトイレの場合には、齧ることが出来てしまいますので、それを最終的には食べてしまっていると判断できるのだと思います。うさぎは吐くということができない動物ですので、口に入った物は体の中へと送り込まれて、条件がよければ糞に混ざって排泄される場合もありますが、そうではなく、お腹の中に留まってしまうことが通常と考えていただくことがよろしいのかもしれません。異物がお腹の中にあるということで、排泄される糞の状態にも違いがあるようにもなりますし、体調不良などにも繋がります。ですから、齧り癖のあるうさぎさんの場合には、齧ることができないトイレ、陶器製などのトイレをお勧めしております。ただ今回の場合には、いくつか手をかけていただく必要があるようですね。まず、尿が跳ねてしまうということですが、トイレの底面部分でということや、高さ(おしっこガード)が高くないですので、この部分でガードしきれないというようなことが伺えるようです。底面で跳ねてしまうという場合には、ペットシーツを一枚敷いていただくことで、下に落ちたおしっこを瞬時に吸収してくれるのではないかと思いますので、飛び跳ねない環境とできるかもしれません。また、おしっこガードが低いということであれば、もうひと工夫していただくようになるかと思います。齧ることができない素材で、ガードを広げる、高さを持たせるということができるのではないかと思います。もしくは、アクリルやプラスチックを用いる場合には、その手前に木製のスノコを挟むことで、齧ろうとしても問題のない環境になるかと思います。トイレの外側からガードを延長できるように、もしくは、トイレの設置場所のケージ面に取り付けることができるのではないかと思われます。そして、金属製のすのこに足が挟まってしまうということですので、こちらもひと工夫必要のようです。ほかの金網すのこと違って、網の縦方向に入るワイヤーの本数が少なく、間隔が広い部分があるということがいえます。この部分に足が挟まってしまうようでしたら、ワイヤーを追加していただくとよいと思います。足の大きさに合わせて、ワイアーを何本か横方向の網に互い違いに通していただくことはいかがでしょうか。横の網に上下させながら通していただければ、足が落ちないようにガードができると考えられます。本来であれば、こちらを使っていただければ万全ですと、手直ししなくてもよい商品をご提供することが必要ではあるのだと思います。ですがうさぎさんには個性がありますので、その個性、体格に合わせて、商品もカスタム(あつらえて)いただく場面も生まれてくるのかもしれません。プラスチック製のトイレを齧ってしまうことは、うさぎさんにとっては危険が生じてきます。避けてあげたい状況でもありますので、なんとか齧らなくてすむ状況を考えて、快適な環境を与えていただきたいと思います。プラスチック製のトイレの場合には、新品の物のアーチ部分に、齧られないようにガードを先につけてしまうこともひとつの方法かもしれませんね。おしっこガードのアーチの厚さやカーブなどでもカスタムの方法は異なることではありますが、加工のしやすい金属などで、ガードしてみてもよいのかもしれませんよ。
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