サークルに出た後には元気に遊ぶようですので、その前の段階の抱っこされるという行為がやはり苦手だと解釈できるようですね。ケージの中の隠れ家は、うさぎさんにとっても安心できる場所、安全な場所だと考えているのでしょう。実際、暗くて狭いなどの環境が大好きなうさぎですから、最後の砦ともいえる場所なのかもしれません。また女の子ですので、自分の持ち物にはこだわりがある場合が多いです。この場所だけは・・という気持ちもあるのかもしれませんね。小屋のその物によっては、運動の時間の時だけ一旦ケージから取り除くということができるかと思います。床面がないタイプのものであれば、ケージの上面からそのもの自体を撤去できるのではないでしょうか。この時、うさぎさんも警戒することでしょうから、「これから遊ぶ時間で一旦外すだけだよ」と優しく声をかけながら行動をとってみてください。小屋がなければ抱っこできるという環境が整うわけですので、うさぎさんにちょっとだけ我慢してもらいましょう。もしくはケージにスロープなどをつけて、うさぎさんが自ら外に出てこられるような環境にしてあげるという方法もあると思います。時間をしっかり決めてあげれば、好きな時に出てこられる環境でも問題はないですからね。ただ、抱っこは、グルーミングや爪切り、キャリーに入れるなどの時に必要不可欠なコミュニケーションです。抱っこを行う機会が少ないと今後不安だという場合は、抱っこして外に出してあげる方法を残して、お互いが抱っこに慣れるようにしていただくことが大事なのかもしれませんね。