食事の後や掃除の後にその行動を見せるということのようですので、このあたりに意味があるのかもしれません。うさぎさんからしてみると、食事の量が足りない、もっと欲しいという気持ちの表現であったり、掃除の後ということには、自分のにおいを片づけられたということに対しての縄張りの主張という場合もあるのだと思います。成長と体重、体格などから、ペレットの量が適量かということも見直してみていただくことがよいでしょう。適量であった場合には、それでもうさぎさんがもっと食べたいという食欲を見せているとも考えられますので、チモシー牧草をいつでも食べられる環境にしていただき、空腹を満たしてあげられるようにしてあげてください。また、トイレの掃除の際には、全てのにおいを取り除ききれいにするだけでなく、少しだけでも糞やおしっこのにおいのついたものを残してあげることで試してみることもよいと思います。掃除自体も、うさぎさんが見ていないところなどで行うこともよいのかもしれません。ケージの外で遊んでいる時など、うさぎんさんが何かに夢中になっている隙にさっと終わらせてしまうことなどもよいことなのだと思います。自分の縄張りを荒らされているという意識を持たないうちに、掃除を済ませるということも大事なことなのです。そして、トイレを引っくり返すという行為を覚えてしまっているのだと思います。ですから動かすことができないように、もう一工夫していただくとよいのではないでしょうか。フックでケージに取り付けるタイプでも、トイレの底部分が動きやすいことだと思います。この底部分が動かないように、トイレの側面などにもフックをつけてもらうことや、小さな穴などをあけることで、そこからワイヤーなどでケージに留められるようにもなると思います。うさぎさんが引っくり返すことができないように、ケージに固定することを考えてみていただくとよいと思います。ただ、トイレ自体が動かなくなると、今度はトイレのすのこ（金網）を口にくわえて、外すなどの行為を見せることもあります。トイレで表現するということではなく、ほかにくわえたり、引っくり返したりということができるおもちゃも与えていただいて、思う存分表現してもらう、楽しく遊ぶこともできる環境を与えていただくことも重要になってくるのだと思います。それからペットホテルについてですが、当店ももちろん行っているのですが、お預かりするには、お住まいの地域にも限りがあることと思います。ご遠方のお客さまの場合には、その地域の情報がしっかり把握できていないということもございます。うさぎ専門店の他に、動物病院でもペットホテルのサービスを行っていることもありますので、かかりつけの獣医師にもご相談いただくことや、インターネットなどを上手にご利用いただくことがよいのかもしれません。明確なお返事ができかね、お力になれず申し訳ございません。