９ヶ月という年齢でもありますので、今が一番やんちゃな時期でもあるのではないでしょうか。やんちゃということは、活発に行動するということのほかに、自分の思うようにならないことが苦手だったりもするのだと思います。もともとうさぎさんは、苦手なことから逃げる術を持っているわけでもありますので、ブラッシングやそれを行うための抱っこなどからも、上手に回避してしまうのではないでしょうか。抱っこをうまくするには、うさぎさんに受け入れてもらうこともひとつではありますが、抱っこする側である飼い主さんが上手に行うことが重要なのです。逃げられる隙を与えないように、ここ！と決めたら、抱っこを貫く心持ちを強く持っていただくことが大切なのです。うさぎさんとしては、捕まえられるということを察知するだけで、なんとか逃れられようとするのですから、その上をいく気持ちが必要だということです。うさぎさんの縄張り以外の場所であれば比較的大人しくなりますので、ブラッシングをする場所を決めていただくことがよいでしょう。その場まで連れていく必要がありますから、抱きかかえることが難しい場合は、キャリーなどを利用していただくことでもよいと思います。ブラッシングは必要なコミュニケーションですので、諦めずに少しずつでよいですから、チャレンジしていただきたいと思います。そして、通われている専門店から、アドバイスをいただくとよいと思いますよ。うさぎさんと一緒に抱っこやグルーミングのコツを直接教わることができれば、上手に行うための道も開けるのではないかと思います。頑張ってください。二重顎のように、下顎にボリュームがでてきたようですが、女の子のうさぎさんに見られる肉垂と呼ばれるものではないかと思われます。顎の下、胸のところに皮膚が余ってたるんだようなものを指しています。野生のうさぎさんでは、この肉垂には冬の間のエネルギー源としての役割があるそうです。ペットうさぎの場合では、必要以上の食事やカロリーがここに蓄えられてしまいます。本来であれば貯蔵庫としての便利な役割も、安定した食事が摂取できるペットうさぎには必要ないものかもしれません。過剰な貯蔵では皮膚炎や盲腸糞の摂取困難などの支障をきたしてしまいますので、食生活の見直しなどが必要になのかもしれませんね。