今回のご質問のうさぎさんは、舐めうさぎさんのようですね。飼い主さんの手や顔などを舐めるという行為は、実は全てのうさぎさんが見せるものではないのです。それぞれのうさぎさんの性格や個性、取り巻く環境などで見せる行動は変わってきますので、舐めるということもそのひとつといえるのです。この行為の意味としては、愛情表現と捉えられると思います。数ある表現の中から、舐めるということをこのうさぎさんは選んでみせているのだと思います。声を発しながら近寄ってきたりということには、少なからず興奮している状況だといえるでしょう。構って欲しいということや、撫でられているときでそれを嫌がっていない状況であれば、気持ちいいという言葉といえるのかもしれませんね。怒っているときにも音を発しますので、どういった状況なのかということを確認しながら、その言葉の意味を考えていただきたいと思います。凍らせたペットボトルで涼しい環境を与えてあげるという方法はよいことですが、タオルをいたずらしてしまうことは誤って食べたりする心配がありますので、見直してあげることが必要でしょう。外す事ができないような工夫や、ペットボトルにうさぎさんが直接触れずにすむように設置してあげるなどが必要なのだと思います。ペットボトルを入れられるような袋を作ってあげるということや、ケージの脇や上部などに置いてあげることなどができるのではないでしょうか。うさぎさんのいたずらの状況を観察して、どういった方法がよいのかを探っていただきたいと思います。それから、前回のご質問にありましたが、ご友人の方にお世話していただけたのですね。予行練習の成果があったということなのだと思います。きっとお願いしたお友達も飼い主さんと同じように接してくれたのではないでしょうか。トイレを齧るという行為があったようですので、やはりいつもとは違った環境に、少なからずストレスを感じていたのだと思います。飼い主さんがいないということがわかっていたのでしょう。環境を全く同じようにして過ごさせてあげたということのようですので、これまでと違った行動を見せたことは、寂しかったなどの気持ちを表現していたと考えられると思います。戻ってきたことで、齧る行為を止めてくれるようだとよいのですが、もぐもぐしているということですから、齧って食べてしまっている可能性があります。この行為が続くような場合には、齧られないようにしてあげることが必要になってきます。かじり木やおもちゃを与えていただいて、そちらに気を向かせてあげることや、トイレを齧る事ができないように陶器製のものに変えてあげるなど、できることを取り入れて様子を見ていただきたいと思います。