お迎えされた環境にも慣れてきているようで、その愛らしい姿も目に浮かんでくるようですね。さて、今回のご質問は、飼い主さんのにおいを確認した後に見せる行動ですが、縄張りの主張の意味合いがあるような印象です。飼い主さんを観察してそのにおいを確認している、この場に間違いなく居るということを改めて感じて、そしてこの周りということや、そのもの自体も自分の縄張りの中にあるのだということを示すために、糞をしてにおいつけを行っていると解釈できるかもしれません。においを嗅ぐ行為に合わせて、顎をすりつけるような行動を見せることも少なくないのですが、糞でその主張をするということもよくある行動です。縄張り意識が芽生えてきたということや、縄張りを主張する必要が生まれてきたなどの理由もありますので、環境の変化などがなかったか思い返していただくこともよいでしょう。飼い主さんも自分のものだと考えているという解釈や、大好きだという気持ちからこの行動が見られているという場合もあると思います。大きな問題行動とはならない段階でもあると思いますので、もう少々観察していただいて、どう行動が変化するのかを探っていただいても楽しいかもしれませんね。ただ、糞をされることが好ましくないとお感じである場合には、一旦ケージに戻すなどの行動をとっていただいて、糞を外でしてはいけないというしつけをとってもらうこともよいのだと思います。