生後３～４ヶ月ということですので、大人になりつつあるお年頃のうさぎさんともいえるようです。迎えられた環境にもすっかりなれて、ここが自分の場所だということもはっきり認識していることと思います。それに合わせて年齢的なことがありますから、思春期独特の自我もみせてくるようになってきているのでしょう。うさぎさんの視点からは、遊び足りないということの主張ではあっても、このままの環境ではきりがない状況になってしまいます。うさぎさんの主張するままの環境を与えてしまうと、主導権が飼い主さんではなくうさぎさんにいってしまうのです。今の時点でもかなり主導権を握られているようですよ。おっしゃるようにつきっきりで見てあげられるというのであれば、危険が予測された時に対処することができますが、そうではないともいえるのですから、うさぎさんの縄張りを今一度明確にしてあげることが必要でしょう。お部屋の中ではなく、ケージの中がうさぎさんの縄張りなのだと認識させてあげてください。また、ケージから放す時には、うさぎさんの行動範囲を制限してあげて、なおかつ時間も決めてあげることが必要です。決まりを作ってそれに従ってもらうことで、主導権がうさぎさんから飼い主さんに戻ってくることでしょう。もちろんケージの中から外に出してと主張してくることでしょうが、外に出す時間までは我慢してもらうことが必要です。ケージを齧ったりすることも予測されますので、齧ってもよい環境に整えてあげるとよいですね。今の時点で元に戻してあげられるよう努力していただかないと、今後もっと手のつけられないわがままな子になってしまいますので、飼い主さんの生活リズムと合わせて考えていただきながら、うさぎさんの生活スタイルを決めていただきたいと思います。