抱っこという行為は、ほとんどのうさぎさんが苦手なことでもあるのです。その苦手な抱っこをいかに上手に行うかということは、飼い主さん次第でもあるといわれています。抱っこする際に、うさぎさんに逃げられる要素を与えないように、そして飼い主さんも躊躇しないで抱っこにチャレンジすることがコツともいえます。うさぎさんの普段の縄張り以外の場所のほうが、いつもよりおとなしくなりますので抱っこしやすいかと思います。そしてこの時にその場所へ抱きかかえる必要があるときは素早く行うことが重要なのです。サークルなどに放している時よりも、ケージの中で捕まえてしまったほうがよいでしょう。ここでタイミングを逃すと「捕まえられる！」と察知して興奮します。飼い主さんに迷いがあると、逃げられる要素を与えてしまいますから、力一杯抵抗してきますよね。興奮しやすい性格がうさぎにはありますので、その状態で放してしまうと、やっとの思いで逃げられたという記憶を作ってしまいます。これがうさぎの記憶に植え付けられると、手を見ただけで、捕まえられる、逃げなくてはという行動になり、逃げ回ったりしてしまうのです。ですから抱っこするときは躊躇せずに行い、うさぎが逃げられない環境下で素早く捕まえることなのです。そして抱っこから解放してあげるときは、うさぎさんから逃げるように・・というのではなく、飼い主さんの意思で放してあげることが大変重要です。これまでの抱っこに関してのご質問は、しつけのカテゴリに多数紹介しておりますので、こちらの回答も是非参考にしていただきたいと思います。７ヶ月ともなれば、爪も伸びてきていることと思います。遊び上手な子などですと、上手に爪をすり減らしていることではあるでしょうが、伸びた爪はケガにもつながってしまいますので、早々に切るべきであるようなら、まずは専門家にお願いするとよいのかもしれません。その時に抱っこや爪切りのコツも教えていただけるようだと、一石二鳥となるかと思います。