前回から、より縄張りが明確になってきているようですね。ペットシーツがお気に入りということであれば、それがサークルの中やケージの中にあるとすると、そこにも興味がいくと考えられますが、そうではないようですので、お部屋のペットシーツを敷いた場所がトイレと認識しているのかもしれません。ケージでもサークルでもない環境の中で、ペットシーツがある場所がトイレという捉え方をしているということなのだと思います。この環境ですと、確かに外に出すことができない時、お出かけの時など、トイレを我慢する状況になると推測できます。本当に我慢する子の場合には、その状況下におかれるまで我慢するという子もいますので、そうならないように、なんとかトイレの使い方を考え直してもらいたいところでしょう。縄張りを広く持ってしまっていることでもありますので、まずはそこから考えてみるとよいのではないでしょうか。サークル部分までのお部屋遊びにして様子をみるということになると思います。その時のトイレを、今のままでいくのか、これまでのお部屋の中のトイレのように、絨毯の上にシーツを敷く環境にするのかの判断は、一概には言い切れないようです。サークルの中が広いようであれば、両方で様子をみることができますが、そうではない時にはいずれかのトイレとなるのだと思います。我慢している様子を見せても、サークルからは出さずに様子を観察してください。どこでトイレをするかわからない状況でもありますから、汚れてもよい環境にしておくことも必要でしょう。環境を変えるということでもありますので、うさぎさんにもストレスが多少なりともあるでしょうが、これもしつけの一環であることと心を鬼にして、見守っていただきたいと思います。うさぎさんにとって、トイレの場所が決まっていることではありますので、このままでいいという考え方もあるかとは思いますが、今後のためを考えると今向き合っていただくことは大事なことなのかもしれませんね。５ヶ月のうさぎさんですから、まだこれからいろいろな行動も見せてきますし、これまでの行動も変化してきます。ですから焦らずに見守るということでももちろんよいと思いますので、うさぎさん目線でも考えてみるということもよいのかもしれません。いろいろな角度から、今の飼育環境、飼育方法を考えてみるとよいのかもしれませんね。