お迎えして間もない状況に、３日間のお留守番はさぞ不安だったのではないでしょうか。飼い主さんも、そしてうさぎさんもそうなのだと思います。冬や夏と違って、室温の管理などもまだ大変ではありませんが、よくぞ我慢してお留守番につき合ってくれたと、心から感謝しなければいけませんね。そしてうさぎさんは飼い主さんが帰ってきてくれたことを、心から喜んだのでしょう。「なんでひとりにしたの？」というような声が聞こえてきそうですものね。餌入れをトイレとして使ってしまうこと、確かにハンストともいえるような行為のようです。うさぎさんなりの言葉として捉えられるでしょう。お留守番させたことをひたずら誤り、そしてよりコミュニケーションをとることで、ご機嫌を直してもらうしかないのかもしれません。成長段階としては、生後３ヶ月ほどでしょうか。ぺレットの他に牧草もしっかり食べはじめてよい時期でもあります。餌入れにおしっこしてしまうことで、食べられなくしているのは自分であるということもわかっているはずですから、お出かけする時には、牧草（チモシー牧草も適しています）を多めに与えていただいて、帰宅後どういった状況になっているのかを確認することにはなるのでしょう。お腹が空く状況と、食べられないことが続きますから、時期がくればもとに戻ることも十分に考えられると思います。ただ、餌入れが器などで、床面に置いている状況であるのならば、簡単に中に入れることではありますので、固定式の餌入れに替えてみることも一案といえると思います。そして一緒に過ごす時間に、直接手からぺレットを与えるなどして、ご機嫌をとってみることもよいのかもしれませんね。今後も排泄の状態などや、体重なども合わせて観察していただきながら、不調が見られないか気をつけていただいて、不安な様子があった場合には、獣医師に診ていただけるように準備しておくことも大事なことなのかもしれませんね。