生後４ヶ月半という年齢ですので、そろそろ思春期を向かえつつあるといえるのかもしれません。私たちの成長過程にもある、ちょっと反抗したいお年頃という場合もあるのだと思います。また、自我が出てきたということもいえるでしょう。自分の思ったように行動したいという気持ちの表れとも考えられると思います。ベッドの上で遊ばせたいということもあるようですが、おしっこなど汚れてしまっても問題ないというぐらいのお気持ちであれば、遊ばせてあげてもよいでしょう。ベッドは飼い主さんのにおいがたくさん付いている場所です。この上に自分のにおいをつけることによって、縄張りを主張するといった行動はよくあることでもあります。縄張りを主張する行動が見られるようになったということも、大人の仲間入りをしてきていると解釈できると思います。この時期は、うさぎさんの主張も受け止めてあげながら、ある程度の距離感を持って接してあげるとよいと思います。散歩中はケージの外に出されたことが嬉しいですし、縄張りを確認することで忙しいとでもいいたいのかもしれません。一区切りつくまで、自由に過ごさせてあげるとよいのだと思います。探索に飽きてくれば、次ぎに興味がわくのは飼い主さんなのですから、この時に嫌がらないようであれば、撫でてあげるとよいのです。飼い主さんの気持ちばかりを押しつけても、一方通行になってしまうだけですので、うさぎさんの気持ちも考えながら、対応してみていただきたいと思います。また、抱っこの練習は必要です。グルーミングや爪切りをする場合には必要不可欠ですからね。ですので、時期を見ながら抱っこの練習を試みていただくことや、ケージから出す時だけ抱っこ（抱きかかえる）してあげるなどのパターンを決めてあげてもよいでしょう。ケージから出るには、抱っこされなければ出られないのだということを覚えてもらえれば、始めは嫌がってはいても、出してもらいたいから抱っこは受け入れるという気持ちが生まれてくるかもしれません。ここ！と決めたら躊躇せずに抱っこすることがコツですので、頑張ってチャレンジしていただきたいと思います。