７歳のうさぎさんですから、確かに体調を崩すことがないように万全の環境を与えたいというひめのママ様のお気持ちが伝わってきます。二タイプの寒さ対策をお取りになっているようですが、それぞれの環境を与えた際に、うさぎさんがどのように過ごしているのかということが重要なのだと思います。年齢によってもそうですが、うさぎさんその子その子でもそれぞれ適した環境があるということがいえますので、寒そうな様子であるのか、充分に暖をとれているのかということを観察していただきたいのです。一番目の案は、床面のホットカーペットから、ケージの床越しではあってもある程度の暖かさが伝わることと思います。またカーペットの半分をケージの上からも暖かさが伝わるようにされ、なおかつ毛布で温度が逃げないような環境ですから、お部屋の温度でも異なってくることではあるかと思いますが、充分な対策ともいえるのではないでしょうか。少々心配なのは、この時のうさぎさんが過ごすケージの中の温度と湿度がどの程度なのかを把握されていらっしゃいますか？またこの環境でうさぎさんは快適に過ごしていますでしょうか。これが重要なのだと思います。暖かすぎる、空気がこもってしまっているという心配もあるかと思います。また、二番目の案の場合は、ケージを毛布で覆った前に電気ストーブを付けているということですが、この場合にも、ケージの中の温度などをしっかり把握しておくことが大事です。もし、うさぎさんが暖かい、ちょっと暑いと思ったときに、それから逃れられるスペースがあるのかということを考えてあげることも必要なことですので、ケージの半分が暖かくなるように設置するなどの工夫も必要なのだと思います。これは一番目の案でも同様にいえることです。いずれの場合にしても、その環境でうさぎさんがどう感じて過ごしているのかということが重要なわけですから、うさぎさんの気持ちを察するべく、温度や湿度も見ながら快適かどうかを判断していただきたいと思います。高齢のうさぎさんでもありますので、これまで過ごしてきた寒さ対策にプラス、何を改善するとよりよいのかということを考えてあげていただきたいと思います。どうぞよりご長寿うさぎさんを目指していただきたいと思います。