うさぎは、「名前」を発せられたときに、その言葉が自分の名前かどうかということを理解しているというより、その言葉を発せられた時の飼い主さんの行動を理解するようなのです。うさぎは飼い主さんの行動の意味をちゃんと理解しますので、名前を呼ぶだけではなく、それにあわせて行動も起こしてみてください。例えばおやつやご飯をあげるとき、名前を呼びながらその行動をおこすと、そのことをちゃんと理解して、飼い主さんがこうすれば（この言葉で）おやつがもらえると覚えます。なでなで好きのうさぎさんであれば、そのときにたっぷり名前を呼んであげるなど、言葉と行動で表現してみてください。そうすれば言葉を掛けるだけで、こうしてもらえる！とうさぎさんは覚えます。そして、人間に警戒することなく、人なつっこいという状況は、なついているうさぎさんだともいえると思います。飼い主さんの気持ちだけではなく、うさぎさんがどう感じているのかというような、うさぎさん目線の気持ちも考えてあげると、より親密な関係、うさぎさんとの会話ができるようになるのだと思います。