偽妊娠
9ヶ月になるももですが、一週間くらい前からトンネルハウス食べないのに囓ってサークルの角に一杯ためる様になってたので巣作り?と思ってたのですが、昨日しっぽさんの掲示板を見てそれらしいことが書いてあったので綺麗に取り除きました。今日お昼に自宅に(会社勤めですがお昼には家に帰れます)帰ると、「毛」を抜いたのがあちこちにフサッと落ちてました。やっぱり偽妊娠だと思ってそれも綺麗に片づけたのですが、その時にはどのように対応すればよろしいですか?それと偽妊娠はどれくらいの間隔で期間はどれくらいなのでしょうか?大量の毛も抜いてるのを見ると可哀想ですし そのまま放っておいてもいいのか?それとも避妊手術をさせた方がいいのか?避妊手術でメスを入れるのも可哀想かなと思ったりで迷っているのですが、、、アドバイスお願いいたします。
メスうさぎには、妊娠して子供が生まれる1週間くらい前から、自分の産室を作る行動が本能としてあります。この本能がホルモンのバランスのいたずらによって、実際妊娠もしていない子に働き、あたかも産室を作るような行動をする事があるのです。この行動を疑似妊娠と呼んでいます。この時の特徴的な行動としては、特に胸の毛を頭を上下しながらむしり取り口の中に含む、それを産室を作ろうとするところに置く、神経質になる、自分の持ち物、ケージの中のものについて自己主張が強くなる(ぶーぶー言う)などがあります。ももちゃんの場合は、わらを一カ所に集めることや、毛を抜く行動が見られていますので、この疑似妊娠の可能性が高いことと思います。これらの状態は、大抵1~2週間程度であるようですので、もう少々見守っていただければと思います。ただこの本能行動が助長されないように注意が必要です。わらや毛などは今までの通り取り除いてあげてください。毛を口に含んでいる場合は、抜き取ってあげることも必要です。また産室を作る素材がないと思うと必要以上に毛を抜くので、この時は長い牧草を与えるとよいでしょう。神経質になっている事が多いですので、ケージの中の物は、その子がいるときには触れないようにしてあげましょう。また行動がエスカレートしてしまうことも多々あるかと思いますので、その場合には我に返ることを教えてあげるためにも、行動を止めてあげることも必要です。そして疑似妊娠によってミルクがでてしまう子もいますので、うさぎさんが落ち着いてきたら、そっとおっぱいを触ってあげて下さい。熱をもっていたり、大きく腫れていたら、乳腺炎などという病気の可能性も少ないのですがありますので、直ぐに獣医師に相談していただくことが必要です。それから、避妊手術に関しても、どうすることが一番よいのか、考えるよい時期なのかもしれません。近年では、生殖器(子宮)に関する病気が大変多いということから、避妊手術を薦めている獣医師や飼育書が多くなっていることではあります。繁殖させる意思がない場合には、大人になったらなるべく早く手術してあげることがよいともいわれています。自然界で暮らしているうさぎならば、避妊手術などとは縁もなく、うさぎ本来の生活を送るといってよいのだと思います。負担を掛けないということでいえば、自然のままに・・ということもひとつの決断だと思いますが、私たちと一緒に暮らすうさぎ達は、ペットうさぎです。人間の暮らしの中で過ごすことが当たり前のように、その生活に順応しているともいえるでしょう。そこでは、飼育環境や食事内容など、自然界とは全くといって違う場面も多いかと思います。それに伴って、うさぎの体に起こるトラブルが生まれているということもあるのだと思います。避妊手術は、一般的には生後5~6ヶ月くらいから可能で、歳を重ねる事に難しくなっていくといわれています。これは体に余計な脂肪がついたり、術後の回復力からいわれているようです。ですので手術に関するリスクや術後の管理などもよく考えることも大事になってきますので、ももちゃんを診ていただいている獣医師とよくお話しをされて決断することがよいでしょう。もものばあば様が後悔しないという判断をしていただくことが重要なのです。疑似妊娠の行動に関しても、同様にご相談されることもよいのかもしれませんね。
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