交尾・出産・子育て
お聞きしたいことが色々あるのですが・・・今、11月10日で1歳になるミニウサギのオスがいます。今度、ミニウサギのメスを飼って子どもを産ませたいと思うのですが飼うと言っても子どもを産ませるには飼い始めて4、5ヶ月経たないと駄目ですよね?そうするとオスの子が1歳を少し超えると思うのですが体に負担などは、かからないでしょうか?あと出産する木箱を段ボールで作ってあるのですが売っているやつの方がいいですかねえ?よく聞く話では子どもが生まれてすぐ亡くなってしまった・親子共々亡くなってしまったなど聞くのですが、原因があるのですが?交尾してからどのように接してあげたらよろしいのですか?子育て中もどのように接して良いですか?いろいろ先のことなどお聞きして、申し訳ありません。
オスの場合には、性成熟を過ぎて繁殖行為が可能になっていれば大丈夫だと思います。1歳を過ぎても問題はないでしょう。ただし、繁殖に向く個体であるかということは、しっかりと確認していただくことが必要だと思います。遺伝性の疾患があるようならば、決して繁殖をさせないでください。これはメスにもいえることですが、その他にも、性成熟をしっかり向かえて、心身共に健康であるということも重要です。また、あまりにも神経質すぎる子や、攻撃性の強い子なども繁殖には向かないといえるでしょう。ペアリングの際には、オスよりもメスの方が体が大きいことがよいでしょう。メスが小さくオスが大きい場合には、お腹の中の子が大きく育ってしまうことがありますので、危険が伴う場合もあるといえるのです。こういった危険を背負って、出産するということを知っていただきたいと思います。どんな生き物でも、命を扱うということは、それ相応の覚悟や責任が生じるということなのですからね。そして、妊娠、出産、子育てに向けて、それに取り組めるような環境を提供してあげることが必要です。子供を安心して育てられる環境でないといけないということです。そうではなかった場合などに、育児放棄などの状況がみられたりもするようです。巣箱をダンボールなどで代用することももちろんひとつの方法ではありますが、普段からダンボールでいたずらしてしまうような子であれば向きません。そうではない子でも、出産を控えることで、普段とは違う様子をみせ、いたずらしてしまうような場合には、見直してあげる必要が生まれてくると思います。また、巣箱の中で赤ちゃんが育つ、過ごすわけですから、おしっこや糞などもそこに残ります。もしダンボールで巣箱を作る場合には、床面は除いてあげることがよいかもしれません。床面には、牧草やお母さんが出産に備えて抜いた毛を入れてあげるとよいと思います。出産後も、お母さんうさぎの様子を見ながら、対応していただくことになると思います。神経質になりがちですが、そういった場合には、その神経を逆撫でしないように、注意深く扱ってあげることが必要になります。どうぞ、数冊の飼育書を読んでいただきたいと思います。繁殖から出産、子育てまで詳しく紹介している書籍もありますので、是非勉強していただきたいと思います。
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