抱っこ
ホーランドロップの子5歳です。
いつも人懐っこく、よく走り回る好奇心の塊のような子です。コミュニケーションとしては恐らく問題はないと思いますが、抱くことだけは決して許してくれません。
様子は、抱き上げようとすると暴れて逃げるというのが常時のこの子の行動で、その後小屋に戻り、抱かれないように体を丸して身を守ります。
一つ思い当たる節があり、飼った当初から今まで、抱くという行為をあまりしていません。これにも暴れるという理由があるからです。
そういう個体なのか、“質問の種類”に掲示した通り『しつけ』が必要なのかどうか、抱かれることが怖いのか・・・。
どうか教えてください。
本来うさぎさんは抱っこがあまり好きではないといえると思います。これは自然界では捕食される動物ですから、抱っこされる=捕まえられて食べられてしまうということで、本能的にイヤだともいえるのことなのかもしれません。もちろん中には抱っこが好きな子もいますが、そういった子のほうがめずらしいとお考えいただいたほうが、飼い主さんとしては楽かもしれませんね。
もちろん、シン様がお考えのように小さいころから抱っこをしていなかったということも、今となってはひとつの原因ともいえるのかもしれません。ですが、もともと抱っこ自体が苦手なうさぎさんですから、小さい頃に頻繁に抱っこしていたからといって、必ず抱っこが好きになるとも言い難い物だと思います。好きになるというよりも、慣れてもらう、こわい事ではないと覚えてもらうこと、いわゆるしつけにもつながるのだと思いますよ。
抱っこが苦手なうさぎさんをいかにストレスを与えずに抱っこすることができるか、飼い主さんであるシン様が慣れることが必要なのです。もちろん上手になるには時間もかかるかもしれませんが、飼い主さん次第とわかれば、少しずつでも上手になると思いますので、どうぞ諦めないでチャレンジしてみてくださいね!
うさぎさんも抱っこをされる気配がわかっていて、そして、暴れれば逃げられるとしっかり覚えているという印象もありますから、それを崩してあげることからになるかと思います。
まずはうさぎさんの縄張り以外の場所のほうが、普段よりおとなしくなりますので抱っこしやすいと思います。この時にその場所へ抱きかかえる必要があるときは素早く行うことが大切ですよ。ここでタイミングを逃すと「捕まえられる!」と察知して興奮します。きっとシン様のうさぎさんはこの状態なのだと思います。不安定な抱き方だったり、飼い主さんに迷いがあると、うさぎさんに逃げられる要素を与えてしまいます。そうするとうさぎは力一杯抵抗します。興奮しやすい性格がうさぎにはありますので、その状態で離してしまうと、やっとの思いで逃げらたという記憶を作ってしまいます。これがうさぎの記憶に植え付けられると、手を見ただけで、捕まえられる、逃げなくてはという行動になり、逃げ回ったり最終手段として噛みついたりする子もいるようです。抱っこするときは躊躇せずに素早く捕まえて、うさぎの興奮がおさまるまで我慢しましょうね。そしてその興奮を抑えてあげてからケージの中やお部屋に戻すとストレスがかかりにくくなります。膝の上や台の上などで頭や額を撫でてあげて、「はーはー」がおさまったらそっと置くようにしてあげるのがいいと思います。うさぎさんの意思で逃げる、逃がすのではなく、例え短い時間でもよいですから飼い主さんの意思で放してあげることが重要なのです。扱い方が上手になってくるとうさぎさんにもストレスがかからなくなり、少しずつ馴れてくると思いますので、どうぞ頑張ってみてください。そして上手に出来たときには、たっぷり愛情込めて褒めてあげましょう!この時うさぎさんの大好きなご褒美なども与えてあげることも大切です。抱っこの後にはご褒美があると覚えてもらうことも、抱っこに恐怖心を持たせないコツともいえるかと思いますよ。
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