避妊手術に関しては、女の子と生活されているうさ飼いさん皆様、一度は頭を悩ませたことの経験がおありだと思います。また飼い主さん、獣医師の数だけのそれぞれの考え方があるのではないでしょうか。
高齢になると子宮に関連する病気にかかりやすいともいわれていますので、避妊手術を進める獣医師が近年多くなっているようです。避妊手術は一般的には生後５～６ヶ月くらいから可能で、歳を重ねる事に難しくなっていくといわれます。この理由としては、体に余計な脂肪がついたり、術後の回復力からいわれているようですね。
リエ様がご心配されている、初めての梅雨や夏の時期を術後の体で乗り切ることができるのか、とても判断に悩まれているようですね。もちろん気候の安定している時期よりも、環境管理などにより気を使っていただくことにもなるかと思います。また通院時なども同様に、うさぎさんにとって快適な環境を作ってあげなくてはいけないと思います。リエ様もおっしゃっているように、担当の獣医師と、とことん納得のいくまで話し合われることが重要だと思います。この時期に手術を行ったほかのうさぎさんの経過などや、手術の時期を遅らせることでどんな状態が予測されるのか、こういったところも話合われるとよいのではないでしょうか。また換毛期をむかえている場合は、体の毛を入れ替えるという一大イベントともいえる時期ですので、うさぎさんにとっての体の負担はより大きいとも考えられるかもしれません。手術に関係なく、換毛期に体調にトラブルがある場合は、いつもよりもより注意していただくことが必要ではないかと考えられます。
うさぎさんにとって湿気の多い環境は様々な病気などを招いてしまうこともありますので、飼育環境を常に清潔に保ってあげることが大事になってきます。またペレットや牧草なども管理には気をつけて下さい。湿気を取り込んでしまわないように、密閉容器などで保存しましょう。
また夏は思いの外室温が上がるものです。エアコンなどを上手に利用して、室温管理に気を付けてあげましょう。特にうさぎさんのケージの周りの気温、湿度を理解しておくことが必要です。お部屋全体の室温と、ケージ周りの気温が違っていることが多く、夏バテしてしまっているうさぎさんもでてきてしまうようです。これは梅雨の時期も同様ですね。また日差しなども時間によっては差し込んでくることもありますから、こういったことにも注意を向けてあげてくださいね。
術後の用品としては、食欲が落ちてしまうこともありますので、ぶどう糖シロップなどをエネルギー源として与えていただいてもよいと思います。またドッグ・ラビット・エンハンサーなどで足りない栄養を補給することもよいですし、うさぎのみずなども病気治療中などや抵抗力が低下したときなどにも最適です。もちろんこのふたつは普段からの生活の中でも取り入れていただきたい、オススメのものです。
術後は傷口をいたずらしない為にも、カラーを首周りにつけることが多いようです。このことにより、食糞が上手にできなくなることもあります。うさ飼いさんの体験談などではカラーの大きさをその子にあった大きさにカットしたり、食糞を上手に食べられるように手助けしてあげたりということもあるようですよ。
手術の時期などリエ様が納得いくことが一番重要なことだと思います。うさぎさんに合った方法などがちゃんとあると思いますので、お任せする獣医師とじっくりと話し合われることが必要ですよ！