避妊手術に関しては、飼い主さん、また獣医師によってもそれぞれの考え方があると思います。高齢になると子宮に関連する病気にかかりやすいともいわれていますので、避妊手術を進める獣医師が近年多くなっているようです。きっと女の子をお持ちの飼い主さんはどうすれば一番なのか、一度は迷われた経験があるのだと思います。そして様々な視点から考えられて、それぞれの答を出しているのでしょうね。
実際、出産を考えていないうさぎさんの場合は、手術を早めに行った方がよいと言われているようです。手術は歳を重ねる事に難しくなっていくといわれていますが、これは体に余計な脂肪がついたり、術後の回復力などが関わっているのだと思います。
今回の場合は、子宮部分を触ったときに痛がったり、腫れなども見られたりと、ちょっと心配な面があるのではないのでしょうか。うさぎさんはとても我慢強い動物で、痛さや弱さを滅多に表に出すことがありません。これは自分が具合が悪いということが知られると、ほかの動物に捕食されてしまうという本能によるものだと思います。ですので見た目にも具合が悪いと判断出来るときは、かなりの状態であると考えてもよいのかもしれませんね。いつもと違う症状が見られたときには、すぐに獣医師に診ていただきたいという理由はこのことからなのです。
くーちゃんママ様のうさぎさんを診ていただいている獣医師が、うさぎさんの症状を見て手術を提案しているのですから、もっと詳しく、現在のうさぎさんの状態やこのままでいた場合の考えられること、また手術に関してのリスクや術後のケアに対してなど、納得のいくまで話し合われることが一番です。その上でくーちゃんママ様とうさぎさんが後悔しないための決断が必要なのではないかと思います。
あまりお力になれずに申し訳ございません。