そうですね、刹那様からみて、太ってきている印象がおありのようですね。雌うさぎさんということもありますので、首周りの肉付きは肉垂なのかもしれませんね。顎（あご）の下にできる大きな皮膚の垂みのことをいうのですが、異常なものではないのですが、肥満になるとこの部分が大きくなることが多いといわれています。野生のうさぎさんではこの肉垂に、冬の間のエネルギー源としての役割があるそうですよ。ペットうさぎの場合は、必要以上の食事やカロリーがここに蓄えられてしまいます。本来であれば貯蔵庫としての便利な役割も、安定した食事が摂取できるペットうさぎには必要ないものかもしれませんよね。過剰な貯蔵では皮膚炎や盲腸糞の摂取困難などの支障をきたしてしまいます。ですから食生活の見直しなどが必要になのかもしれません。与える量を減らしているということですが、今一度見つめ直してみてくださいね。生後４～５ヶ月頃の体重の３％程度のペレットが一日量ということ、牧草はチモシー牧草であるかどうか、また同じチモシーでもよりカロリーが低かったり繊維質の多いタイプが望ましいと思います。もちろんペレットも同様に適した内容のものかを確認していただくことを忘れてはいけませんね。そして、ただ単純に体重だけをとって見て、太った、増えたということではなく、その子の成長に伴っている場合もあるようです。その子その子で骨格や肉付きが異なりますので、適正体重がどの程度なのかということを、専門店や獣医師に判断していただくとよろしいと思いますね。一度健康診断を兼ねて伺ってみることをお薦めいたしますよ！