うさちゃんがトイレを使うことが難しくなった時には、うさちゃんの体が汚れにくい環境が保てるように、そしてそのお世話をする飼い主さんの負担が大きくなることのないように考えていただくことが大事なことだと思います。シーツを齧る様子がある時には口に入ってしまう可能性が高くなりますので、他の環境を考えていただくことになります。足裏マットとありますが、こちらでおしっこした際の吸収が少なくお尻が汚れてしまうようならば、こちらのうさちゃんに合った環境が他にないかを探っていただけるのではないでしょうか。寝たきりではない様子ですが、うさちゃんの普段の過ごし方や、おしっこの量の違いなどでもより適した環境が見えてくるのかもしれません。また飼い主さんの負担となる洗う行為も、もっと軽減できるものや洗い替えも余裕をもって準備してみることなどで、少しでも楽になれるような状況を探していただきたいと思います。ペットシーツには布製で洗えるタイプもありますし、ペットシーツを中に入れていたずらを防止できるペットシーツホルダーなどもあります。またマットもうさちゃん用にこだわらずに調べてみることで、たくさんの選択肢が見えてくると思います。うさちゃんの行動に合わせて危険のないように選んでいただくことは重要ではありますが、視野を広げて探してみることもよいのかもしれません。毎日のことですから、飼い主さんが無理なく対応できる環境作りの手助けをしてくれるアイテムを見つけていただきたいと思います。そして下半身が汚れている様子がある時には、やはりきれいにしてあげてください。うさちゃんが嫌がる様子があることで躊躇してしまう部分もあるとは思いますが、汚れたままでは衛生面の不安もあり、そのことにより病気などに発展してしまう可能性もあります。どうしても自宅では行えないという場合は専門家の力を借りることでもよいのです。かかりつけの獣医師ではグルーミングサービスを行っていないか確認してみていただきたいと思います。場合によってはご自宅でのケアの方法なども伝授いただけることもあると思いますので、ぜひご相談ください。