体重も増えてきているようですから順調に成長を重ねてきているようです。排泄される糞の状態に変化が見られるようになっています。朝に盲腸糞ではないしずく型の柔らかい糞がいくつか見られていますが、その後普段のコロコロの丸い糞がきちんと排泄されています。通常の糞と盲腸糞もきちんと見られている様子もありますが、確かに不安があると思います。かかりつけの獣医師に診ていただいたところではお腹の張りもなく大きな問題はないようですので、ほっとできたのではないでしょうか。うさちゃんはご存じの通りとてもデリケートな部分がありますので、環境の変化などでもお腹の調子を左右することがあります。引っ越しをされたことがこの一週間での変化ということは、この点も関係している可能性は考えられるようではないでしょうか。同じような環境を作って与えていても、住居自体の変化によって過ごしている場所の室温や湿度なども以前と同じとはいかないこともあると思います。また引っ越しによってうさちゃんの過ごす環境にも変化が起きているようであれば、これまでとの違いなどをストレスとして感じてしまっていることも考えられるのかもしれません。改めてうさちゃんのケージ周りの環境や、その場所で過ごす様子なども観察してみてあげてください。そして食事内容にも変化があるようです。生野菜も食べ慣れてきている様子がありますが、こちら再検討することもできるのかもしれません。今回の糞の状態がお腹が緩くなっていることが理由などであれば、生野菜の水分などの影響が見られている可能性もあると思います。葉物の野菜を食べていることも合わせて考えると、にんじんも一枚の長さにもよるとは思いますが、ピーラーでの薄切りとはいっても10枚が一日量となれば結構な量にも感じられます。同じものを継続してたくさんを与えることは避けていただくほうが取り込む栄養素をバランスよく管理してあげられると思いますので、こちらも改めて考えていただくことでも変化が起きてくるかもしれません。与える量や種類などについて、かかりつけの獣医師からばどのようなアドバイスがありましたか？こちらのうさちゃんに合っている内容を具体的に教えていただけるようにご相談いただくこともよいと思います。あくまでもメインは牧草やペレットフードですので、こちらもこれまで通りしっかり食べてくれているのか再確認していただきたいと思います。引っ越しの環境の変化などが原因となっているならば、環境の振り返りをしていただきながら、うさちゃんも新しい環境に慣れることで状況にも変化が見られるようになると思います。獣医師の指導に沿って見守っていただきながら、不安な状況がある時には迷わずにご相談していただきたいと思います。