うさぎの歯の不正咬合の原因は門歯・臼歯ともに、遺伝的な要素と、食生活、外傷などによっておきると言われています。門歯の場合、子うさぎの段階で確認され、成長期にむけて適切な処置を施し、きれいな状態にすることで改善される場合などもあるようです。しかし、なによりも早期発見が重要といわれます。ミリアム様のうさぎさんは、幸いにも現段階の歯の状態がわかっているのですから、今後の状態を見守っていくことと、臼歯に不正咬合がおきないように注意していくことが大事なのではないでしょうか？
食生活を臼歯のすりつぶし運動が出来るもの、牧草や野菜などを与えると予防になりますし、飼育方法であれば、ケージをがじがじ噛まないようにしつけられることが、さらに悪化させない秘訣かもしれません。
うさぎがかかる病気のうち、歯の疾患を経験する場合は実は多いのです！どうぞ前向きにお考えいただいて、うさぎさんと共に乗り越えていただきたいと思います。