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トップ > うさぎの飼い方Q&A > 縄張行動 > 部屋んぽの際におしっこをいたるところでするようになった
縄張行動

部屋んぽの際におしっこをいたるところでするようになった

6カ月のミニウサギの女の子を飼っています。この1、2カ月お部屋の中でお散歩するとおしっこをいたるところでするようになってしまいました。昼間はお仕事なので遊んであげられないので基本夜しかサークルの外に出してあげる事が出来ません。ストレスとかも原因なのでしょうか??

生後6ヶ月という年齢ですので、大人の仲間入りを果たした時期ともいえるようです。大人になりつつあることで、私たちと同じように思春期がうさぎにもあるのです。自分の存在を知らしめるように様々な主張を見せるようになります。その中の行動として、おしっこや糞でにおいつけを行うことがあります。ケージから放された時におしっこをいたるところで見せている状況は、縄張りの主張として捉えていただけるようです。ケージの中での飼育であれば、部屋んぽの際はサークルで仕切った中に放してあげることでも、十分の運動ができます。お部屋全体を縄張りとする必要はありませんので、与えている環境を見直していただくことでも、縄張りの主張の行動に変化が見られる可能性があると思います。広すぎる環境を与えていることで、縄張り意識を高めさせてしまっているケースもあるのです。また興奮することでもおしっこが出てしまいますので、そういった状況がある時には興奮を抑えてから部屋んぽをさせてあげることもできると思います。サークルの外に出したいということであれば、サークル内でその興奮を抑えた後に放してあげることも試していただけると思います。おしっこする場所が一定ではなくありとあらゆるところであれば、トイレの場所が変わったというよりも、においつけの行動の意味合いがとても強いですから、そうせずに済む環境になるように、環境を改めてみていただくことが必要です。またこれまでの行動が身についてしまっているようならば、今後も同様の行動が見られることが予測できます。お部屋のおしっこのにおいが残っていることでも、さらにその場所でおしっこすることもあります。においつけから行っていた行動が、サークルやサークルの外にトイレの場所を見出すというケースも少なくありません。縄張りを明確にしてあげることと、おしっこをされても構わない環境に整えることでも、飼い主さんの気持ちに余裕が生まれることだと思います。環境を見直していただきなら、その中を汚れてもよい環境にしてうさぎさんの行動を観察していただけると思います。それぞれのお宅ごとで生活リズムは異なっています。ケージの外での運動の時間も一定のリズムで与えてあげられているならば、そのリズムがこちらのご家庭のルールとなっていて、うさぎさんもそのことを認識してその時間がくることをちゃんと待ってくれていると思います。ただ、うさぎさんにとってストレスがある?と感じられないかということを、うさぎさんを取り巻いている環境全体を見ていただくことは大事なことだと思います。

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