盲腸糞の食べ残しの後に巨大な糞があった
1歳になったネザーランドドワーフの雌を飼っています。先月頭くらいに軽い盲腸うっ滞の症状で病院に連れて行き、液体の薬を処方されシリンジで飲ませる処置をしました。そのときの症状というのは糞が小さいということくらいで食欲もありましたので獣医師には早い段階の処置をしておけば問題はないと言われていて、すぐに便は通常の大きさに戻りました。ところが、ここ一週間ほどで数回盲腸便を漏らす(残す?)ことがあり、また腸の環境がよくないのでは、と思い質問させていただきました。盲腸便の多少の食べ残しはあると聞いたこともあるのであまり気にしていなかったのですが、今日20時頃ケージ内に巨大な盲腸便がありました。3~4センチはあるかと思います。臭いと感触からして盲腸便で間違いないとは思うのですが、こんなに大きなものは初めて見たのでなにか病気なのではと心配です。現在もうさぎは食欲旺盛、ケージの外でも元気に動き回っています。この状態が続くならまた病院に、とは思っていますがうさぎのしっぽさんでも何か思い当たる病気等ありましたらお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。(一部中略)
うさぎさんの糞の状態は、そのうさぎさんの健康状態を示す大事なサインにもなります。変化が見られた時にはより気を付けて観察してあげることが大事になってきます。糞の大きさですが、その大きさがまちまちになったり、小さくなったときには要注意ではあるといえます。お腹の調子が思わしくない時のサインと捉えられます。今回の場合には、盲腸糞の食べ残しが見られていることに合わせて、大きな盲腸糞も見られたということです。盲腸糞は食べ戻しの糞で、タンパク質とビタミンと多くの微生物を含んでいます。うさぎはこれを食べる事でエネルギーを取り込みます。通常はうさぎさん自ら直接口にしていますので、飼い主さんの目にふれることが少ないのですが、場合によっては食べ残しが見られることもあります。食べ残しが見られる時には、うさぎさんにとって環境が変わり、盲腸糞の出る時間が一定でなかったり、ストレスなどで消化機能が低下している場合などが考えられます。生活スタイルが変わった場合なども当てはまるようです。また、肥満などによって上手に食べられないこともあります。このほかには、十分な栄養素をしっかり摂取している時に、盲腸糞を食べ残すというケースもあるようです。飼育環境に加えて食事内容も見直してみていただくこと、そして体重管理なども合わせて確認していただくこともよいのではないでしょうか。盲腸糞が通常とは異なった形ともいえまる状態ですので、うさぎさんのお腹の消化システムが何らかの理由により変化したということも考えられることなのだと思います。食べ残しが見られた後の状況でもありますので、これまでとは異なったお腹の働きが見られているという解釈もできるのかもしれません。通常の糞の状態なども合わせて確認していただいて、それでも不安があるという時には、かかりつけの獣医師にご相談いただくことがよいでしょう。また、盲腸糞と思っていたものが軟便という場合もあるかもしれません。盲腸糞が柔らかくなったような糞で、うさぎはこれを食べません。ですから、盲腸などお腹の消化システムの調子が悪い時、盲腸糞が出る時間帯にこの糞がでます。軟便ではないかという点も疑っていただくことも必要になってくると思います。
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