食欲がない状態が続くことは、とても心配な状況ですよね。いろいろ食べ物も試されているようですが、ふやかしたペレットは食べてくれるようでもありますから、こまめに作ってあげて、少しづつでも与えてあげることがよいのかもしれません。そして、食欲がなくなった原因も探ってみることも大事ですね。飼育環境や食事内容に変化がなかったのか、ストレスなどがないか、生活全体も見直してみてくださいね。
診断では、お腹に毛が溜まっているような様子でもありますから、なによりもお腹を動かすことが大事です。食事をとってもらい、お腹を中から動かしてあげることと、マッサージなどで外側からも腸が動くのを助けてあげることが大事ですね。そして、食欲減退の原因として、奥歯の噛み合わせに問題があるかもしれないということは、可能性としてもあると思います。前歯と違ってその噛み合わせなどは容易に見ることができません。無理に見ようとして、そのことでうさぎさんが暴れたりしてしまいますと、怪我を引き起こすこともあることから、麻酔をしてきちんと診察をすることが一般的になっているということもいえるのかもしれませんね。もちろん麻酔にはそのリスクなどもありますが、こういった怪我をさせないで細部まで診察できるということもあるのです。今一度担当の獣医師と、とことん納得のいくまで話し合われることで、その結論を出していただくことが大事だといえますよ。麻酔の加減も、体重やそのうさぎさんの年齢など、その子その子で違ってくるといえると思いますので、りん様のうさぎさんに合った麻酔をしていただけるようにお話してみてくださいね。獣医師は最悪の場合も含めて話をされていると思いますから、全ての面でよく考えられて、飼い主さんであるりん様が最後に判断、決断されることになるのだと思いますよ。