生後１ヶ月の赤ちゃんうさぎさんには、この「体重の５％程度・・」という与え方はまだ該当しないともいえるでしょう。成長する大事な時期ですので、質のよいペレットを食べ放題の状態にして与えていただいてよろしいと思います。ただそれには注意点もあります。食べ放題とはいっても、その子の適量という量があるのです。朝夕とペレットを与える時に、餌入れが空っぽになっている量というのが、その子の適量になります。ですからその適量を見極めて与えていただく必要があります。そして今回のうさぎさんは軟便が見られているようですので、その原因が何かということも探っていただくことが必要でしょう。生後１ヶ月ですから本来ならば離乳を終えたばかりともいえる時期です。ペレットなどの固形物をちゃんと食べることができていたのか、また、食べていたものとは違うものを与えていたりしないかなど、考えてみてください。お腹の調子が不安定な時期でもありますから、注意しながら過ごしていただくことが大事だともいえます。そして飼育環境や生活リズムなども合わせて見直していただいて、ストレスのない生活を送らせてあげていただきたいと思います。最後に、お腹の調子が優れない、様子がいつもと違うという場合には、専門家にきちんと診ていただく必要もありますので、お近くでうさぎさんを診てくれる獣医師を探しておくこともとても大事なことです。